建築スタイル|ω･´)

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｢家を建てるときって、どこに相談すれば良いの？｣｢家を建てたいんだけど、そちらに相談すれば良いの？｣
こういったことをたまに聞かれることがあります(#^.^#)

住宅造りの入り口が分からなくて困っている方に、どこのドアを叩けば良いのか、簡単に説明したいと思います。

1.設計事務所（建築士事務所）
まずは設計事務所ですが、設計事務所は文字通り住宅の設計をするので､ドアを叩いて正解です。
設計事務所と設計を進めながら、施工会社数社に見積もりを出して貰って、その中から施工会社を選んで工事を進めます。
また、住宅工事を監理する者を置かないといけないので、その役割も設計事務所が担います。
コダワリのある方に好まれるスタイルと言えるでしょう。

2.ＨＭ【ハウスメーカー】（設計施工会社）
次にハウスメーカーですが、自社で設計施工を行うスタイルで、建築士事務所登録と建設業登録を受けており、設計施工一式となります。
自社仕様を持っているケースが多く、その場合、自社仕様に沿った設計になります。
ある程度シバリがありますが、仕様を気に入っている場合はスムーズに進むと思われます。
キッチンやUB、建具なども指定品（からセレクト）なので相談初期から予算に合わせた完成イメージも掴み易いでしょう。

3.不動産（宅地建物取引業）
そして不動産業者ですが、宅地建物取引業は、建物の設計や建築工事をすることは出来ません。
建物の販売をする業者となりますので、いわゆる建売住宅がメインとなります。
建売する住宅自体は設計事務所と施工会社で造るので、各業者と協力体制を築いていることが多いでしょう。

基本的には上記の3つですが、建築士事務所・建設業・宅地建物取引業の総てを登録していたり、複合的なスタイルもありますね♪

さて、では弊社は何番になるでしょうか？|ω･´)

登録としては２番の設計施工会社（建築士事務所・建設業登録）になりますが、じつは仕事の進め方としては、１番になります！

まずは設計を進めて、見積もりを出す段階になってから、弊社を含めた数社（建築主紹介）が見積もりを出し合う、いわゆる競合入札（あい見積もり）となります。
それから選択した建築業者と建築工事を開始します。
なので、「ＨＭ（設計施工会社）」ではなく、「設計と施工会社」と普段は説明しています(#^.^#)

設計に関しては、HMのように自社仕様を持たず、設計専門会社同様に建築主のコダワリに合わせて、柔軟な対応をとるスタイルとしています。
施工に関しては、設計の段階から何度も概算見積もりをはじいて、ＨＭ同様に価格の見えやすいスタイルにしていて、最終的に他社と見積もりを出し合うので、予算超過の心配がありません。

勿論、他社に見積もりで負けて弊社設計・他社施工となるパターンもあり、他の設計事務所から施工を依頼される、他社設計・弊社施工のパターンもあります！

どこのドアを叩いても良いですが、それぞれの生活スタイルにあった住宅取得方法を選んで欲しいですね(#^.^#)

　沖縄の「住まい方」を創造する　(有)ユタカ技建＆ユタカ設計（一級建築士事務所＆一般建設業）